Project German-style

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おつかれでしたー

下のあこぎな価格設定ですけど、会場でふと思い直して止めました。



そもそもあんな事を言い出した背景に、新刊の印刷がやばいかも、っていうのがあって。

印刷所の方から、指定の紙が切れてるから替えてくれ、って連絡された訳ですよ。

それならと、今まで興味はあったけど手を出す勇気のなかった紙を、勢い余って指定しちゃった。

薄いんですよ、新バフン紙129kg。

冷静になってみると、文庫にしたときどうなるか全然見当がつかない。ちょっとひっかけるとすぐ表紙が折れちゃうような本になったらどうしよう、って。

おまけにそのメールに、「この原稿だと乾かないかも」と添えてあった……2色でグラデーションしてるんですけど、被せる側(メタル)に完全にグラデーションした後も下の青を重ねているのがやばかった。中途半端に地色が見えると嫌だから全部塗っちゃったんですね。この前みたいなツルツル紙じゃないし多少変な事しても乾くだろ、って。おおよそ浅慮でした。

せめて表紙先行入稿をすべきだったのかもしれないけど、実際怖いです。表紙入れたのにトラブって本文落としたりしたらガクガク。



で、当日。



「本の間に全部紙が挟んである……!!」

いや、マジごめんなさい。ありがとうございます大友さん。

これ、本当に追加料金いらないんですか?

紙もすごい良かった。

本文フォントは埋め込みなしPDFでお任せにしちゃったんですが、これはたぶん小塚ですね。



という具合。新刊がいい感じなので既刊も同じ価格で頒布させて頂きました。実際、新刊を選んで下さった方が多いですね。私は1巻と2巻が並んでたら1巻を買っちゃうたちなんですが、どうやら少数派だったようだ。お酒と歌と〜は案の定めでたく完売となりましたが、終了30分前くらいでした。良いペースだった。