Project German-style

同人、Github、その他活動の記録と報告

インストール開始〜終了

休日なので一気に作業を進める。

基本的な手順はhttp://www.gentoo.org/doc/ja/handbook/handbook-x86.xml?part=1&chap=0


要約するに、HDDをフォーマットした後そこにおもむろにファイルを解凍、ネットアップデートしてよくあるLinux設定+カーネルコンパイルといった感じ。OSのインストールとは思えない大雑把さですな。


少し変えた所として、

  • ブートにKNOPPIXを使用。作業中に普通にブラウザが使えるのは大きい。手順の修正点はhttp://www.gentoo.org/doc/ja/altinstall.xml。書かれてるエラーは出ず。手順が相違したのはprocのマウントと、あとはmirrorselectが使えなかった点。
  • 怖いもの見たさで、ルートパーティションにReiserFSを使用。手順中には問題は出なかった。/homeだけはext3にしてマウント。


USEフラグの設定をあちこち資料漁りしたものの、手順中に使われた感は無し。インストール後の調整でも良かったかも。


唯一引っかかったのがカーネルコンフィグ。最新の設定ならHDDもhd*でなくsd*になるよ、とドキュメントの隅に書かれていたが、どこを弄るとそうなるのか書いてない。sdと書くかhdと書くか、grub.confやfstabを適当にやったら案の定立ち上がらず。
調べたらなるほど、シリアルATA用のlibataがパラレルのATAもカバーしつつあるから、そっちを使うのがGentooではデフォルトな訳ですね。EXPERIMENTALって書いてあるけど。大丈夫かよ。
とりあえずlibata以下、個別チップセットのドライバにチェックが付いてない(これも酷い落とし穴)ので自分のに付けてみたら何とか起動。


ここまででカーネルのコンパイルを3回やり直し、この時点で少し辟易。
さて何とか起動できたものの、なんと/bootがマウントできないという微妙な欠陥が。ext2のサポート付け忘れでした。大抵のFSはマウントできるのにext2だけ無理とか斬新なカーネル作っちまいましたな。カーネルコンパイルもう一回と、一筋縄では行かないもんだ。